1.31.2011

カラスの対話5

「どう?最近。なんか面白いことあった?」


「特に無いかな。去るものあれば、来るものありって感じ。」


「なんか良くわかんないけど、テンション低いね。」


「そんなこともないよ。いろいろと面白い情報もあるし。」


「なんですカ〜?」


「ジャパン・シンドロームって知ってる?社会学用語だと思うけど。」


「知らない。日本症候群?」


「まんま訳しただけじゃん。今の日本は、世界の先進国のモデルケースとして注目されてるんだって。少子化問題と経済悪化の無限連鎖に落ち込んでるから。」


「もう少し具体的にお願いします m(__)m」


「簡単に言うと、先進国で国の経済が落ち込むと、国民の心情的には子供を産みにくくなる。そうすると人口が減る。そうなると働き盛りが減って、国内総生産が下がる。そうするとまた、経済状況は悪くなって子供を育てにくくなる。そうすると最終的には‥」


「日本に誰もいなくなる!」


「極論的にはそうだね。そんな感じで、今の日本の状況は、欧米の社会学者から注目されてるらしいよ。どうやって乗り切るのかも含めて。」


「いったんハマりこんじゃうと抜け出せないんだね。先進国だと、セックスレスにも原因ありそう。」


「そうだねぇ‥。いろいろと対策もあるみたいだけど、今の政府の感じじゃな〜。アジアの移民を受け入れろ、とか言ってる人もいるけど。」


「移民カ〜。日本中どこも、大久保や池袋みたいになっちゃうのかな。」


「それはそれで」


「まぁ歳のせいか、周りではポコポコ子供産まれてるけどね。でも一人っ子だったら、結局人口的にはマイナス1だからね。」


「そうカァ。うちの義理の親父は、11羽兄弟なんだけどな〜。」


「カラスでしょ。それも昔の話だ。」


「そっちは何か無いの?」


「最近『ネトゲ廃神』って本読んだ。」


「何それ。」


「なんか17才の少年が書いてるんだけど、両親が離婚して?父親を選んだんだけど途中からDVになって、その子の弟を『教育的指導』でボコボコにしたりして、でその子はネットに逃げ込んで、そこはリアル世界とは比べものにならない素晴らしい世界だった、ってゆう様な話。」


「ふんふん。」


「そこで、1週間くらいほとんど飲まず食わずでネトゲ、あ、ネットゲームのことね、やり続けたり、自前パソコン20台くらいで常にゲーム世界をみてる『廃神』達に出会ったんだって。」


「キター♪ー(≧∇≦)ー!ってやつだ。」


「おつかれさま、は『乙』って書くらしいよ。」


「へ〜。」


「今の社会、特に都会は、完全にディスコミュニケーションだから、ネットの中に理想社会の何かを感じることって、ほんとにあるんだろうね。」


「ツィッターとか、すごいもんね。リアルタイムで動画までリンク出来るから、もうどこにいても、誰とでもコミュニケーション出来るよ。」


「やってないの?Twitter。」


「英語でtweetするのは小鳥でしょ?コルヴスは大鴉だから、crackで。あ、croakか?とにかくtweetってガラじゃないやね」


「はい。ではとりあえず、リアル世界でがんばりますカ。」

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